ファミリー層では昨年に引き続き1位は「西宮北口」だが、2位には「梅田」がランクアップした。昨年2位であった「千里中央」は得点を伸ばしながらも、順位を落とす結果となっているのは、それ以上に「梅田」の人気が高くなったことが今年の特徴だと言えそうだ。また、6位には順位を上げた「なんば」がランクインしている。
「梅田」「なんば」という都心部の繁華街を抱えるターミナル駅にも、ファミリー層の人気が高まっている背景には“梅田を生活圏とするエリアが拡大している”という事情がありそうだ。例えば梅田では「中津」「中崎町」といった周辺の駅でのマンション開発が行われ、最寄駅を「梅田」とする物件も見られる。“直接の最寄駅は違うけれど、生活圏は梅田”というエリアが拡大しているということで、同じ現象は「なんば」にも言えそうだ。
一方で、9位には「宝塚」、10位には「芦屋川」という郊外の街がランクイン。