ここ数年、トップ10の常連となっている目黒は、今年は4位にランクインした。「品川区に位置する目黒駅」を中心に、憧れの街・白金台や中目黒、代官山へも徒歩・自転車圏内という好立地だ。交通アクセスはJR山手線をはじめ、東急目黒線、東京メトロ南北線、都営三田線の4路線が使え、交通利便性も高い。
注目のニュースは、駅前の再開発。目黒通り沿いにオフィス、南側にはツインタワーマンションと計3棟の高層タワーが2017年の11月に竣工する予定となっている。商業施設、住居、そして自然が一体となった、新たなランドマークとなるだろう。
生活環境の充実ぶりも光る。まず、日々の買い物は駅ビル「アトレ目黒」のほか、「成城石井」、「ザ・ガーデン自由が丘」などのスーパーがある。鮮魚店、青果店、精肉店もそろっていて、250以上の店舗が並ぶ目黒通りの「権之助坂商店街」には特に飲食店が多く、外食の選択肢も豊富。2017年3月にはアトレ目黒1B館跡地にニトリもオープンした。
さらに、芸術文化施設も充実。目黒区美術館、久米美術館、喜多能楽堂、目黒シネマ、さらには目黒寄生虫館といったディープなものまで、さまざまなスポットが点在している。中でも、東京都庭園美術館の周囲には国立科学博物館の豊かな森が広がっており、美術鑑賞とともに豊かな自然を楽しむことができる。自然といえば、街を流れる目黒川は都内屈指の桜の名所。桜以外の季節は野鳥を観察でき、癒やされる。
家賃相場はワンルームマンションで9.4万円、1K・1DKで10.6万円。持ち家は3LDKの中古マンションで6000万円台からのスタート。住宅街は目黒通りを挟んで南北に位置する「目黒1」「下目黒」近辺に広がっており、ひとり暮らしやDINKS向けのコンパクトなタイプの物件も多い。(SUUMO掲載情報より抜粋、2017年3月10日時点)
都心ならではの利便性に加えて、自然、芸術文化など、絶妙なバランスの良さが魅力の目黒。今後も根強く人気を維持しそうだ。