関西TOP10 ~住みたい街ランキング2018~

公開日 2018年05月29日
関西TOP10 ~住みたい街ランキング2018~

SUUMOが毎年発表している「住みたい街ランキング」。人気の「住みたい街」は一体どこなのか?関西版上位TOP10にランクインした街を紹介!

1位 西宮北口

1位は「ニシキタ」の愛称で親しまれる「西宮北口」。阪急神戸線と今津線の接続駅。大阪の中心地・梅田駅と神戸の中心地・三宮駅のほぼ中間に位置しており、梅田へは13分、神戸三宮までは14分、宝塚へも14分と非常に交通の便が良い。
駅の南側に向かってペデストリアンデッキを歩くと見える「阪急西宮ガーデンズ」は、阪急西宮スタジアムの跡地を再開発し、生活提案型ショッピングモールとして2008年に誕生した施設。「西宮阪急」と「イズミヤ」を核とした260を超える専門店、「TOHOシネマズ西宮OS」を備えたモールは世代を超えて多くの人を惹きつけ、西宮市外から訪れる人も多い。
また、駅周辺に幼稚園から大学~予備校まで教育施設がずらり集まるなど、暮らしやすい条件がそろっている。

2位 梅田

2位は「梅田」。多くの路線が集まる巨大ターミナルであると同時に、さまざまな百貨店や専門店が集積する商業の街でもある。さらに、大型最新オフィスが立ち並ぶビジネス拠点としての顔、大阪の2大繁華街「キタ」に隣接するナイトスポットとしての顔ももつなど、多彩な魅力を備えている。
2013年に開業した「グランフロント大阪」は、新しい梅田のシンボルとして定着。2017年3月1日には、まちびらきから約3年10カ月で来場者が延べ2億人を突破し、関西圏を代表する複合施設として存在感を示している。
現在工事が進む新エリア「うめきた2期」によって梅田と呼べる範囲が、マンションを多く供給する場所にまで拡大しつつあり、住み暮らすことが現実味を帯びた梅田。「うめきた」内には新駅の設置も計画され、「大阪で最も都心にある居住区」へと変貌を遂げつつある。

3位 神戸三宮

3位は「神戸三宮」。神戸市の中心地でもあり、JR神戸線、阪神本線&山陽本線、神戸市営地下鉄、ポートライナーの駅が集まる交通の要衝。神戸市の郊外部やポートアイランドの住宅地から三宮周辺のオフィスへ勤務する人も多く、職住近接の住宅エリアとして人気は根強い。
駅の海側には神戸市役所や旧居留地と呼ばれるオフィス街のほか、高級ブティックやホテル、美術館も点在。南西へ向かうと百貨店や南京町の中華街、元町のショッピングゾーン、メリケンパーク、「umie」といった商業&観光スポット施設も充実し、都市型のリゾート拠点として人気を集めている。
一方、山側は飲食店やさまざまな商業施設や文化施設、マンションなどが建ち並び、とても利便性の高い市街地を形成している。さらに足を延ばすと北野・異人館通りが広がり、オシャレなカフェやレストランが立ち並び、観光客にも人気が高い。

4位 なんば

4位は「なんば」。市営地下鉄なんば駅は御堂筋線、四つ橋線、千日前線が接続するほか、南海電鉄の拠点なんば駅も隣接する。近隣の地下には近鉄線と阪神なんば線が相互直通運転を行う大阪難波駅、JR関西本線のJR難波駅も位置しており、大阪南部エリアの一大ターミナルでもある。
「なんば」周辺では外国人観光客が急増しており、大阪観光局によると2017年に大阪を訪れた外国人観光客数は約1111万人。2013年から5年連続で過去最高を更新し、約263万人だった2013年との比較では、約4.2倍の増加。その多くはなんば周辺を訪ねていると思われ、多くの人々が集う活気ある街として注目度も高まっている。
また、JR難波駅周辺エリアでは、駅が地下化され地上には公園やオフィスビル、ホテルなどが完成したほか、マンションも次々と誕生している。

5位 千里中央

5位は「千里中央」。「千里ニュータウン」の玄関口であり、北大阪急行電鉄南北線と大阪高速鉄道大阪モノレール線の駅及びその周辺を指す。
千里中央は北大阪急行の始発駅で、「新大阪」、「梅田」、「なんば」、「天王寺」と大阪の主要ターミナルを南北に縦貫する大動脈・地下鉄御堂筋線との直通運転も行っている。また、千里中央駅では北大阪急行延伸工事が進められており、「新箕面(仮称)」までが2020年に開業する予定だ。
駅周辺では再開発も活発で、タワーマンションや文化施設、オフィス、医療・福祉施設の整備も進み、数年前と比べて風景は大きく変わりつつある。

6位 夙川

6位は「夙川」。梅田へは16分、神戸三宮へは11分という好立地で、ランキング1位の西宮北口の隣駅となる特急停車駅。阪急電鉄のダイヤは10分おきにダイヤが組まれているのが特長で特急も10分ごとに停車し、非常に利便性が高い。
夙川沿いの桜並木も魅力のひとつ。河川敷に沿って続く「夙川さくら道」は「日本桜名所100選」にも選ばれ、シーズンには多くのお花見客でにぎわう。駅のホームは夙川をまたいでいて、ホームに舞い落ちる桜吹雪も風流。
夙川を支持している人のコメントをみると、若い世代にも「おしゃれで美しい街並み」というイメージが浸透しているようだ。

7位 天王寺

7位は「天王寺」。市営地下鉄天王寺駅は、御堂筋線と谷町線が接続するほか、JRの巨大ターミナルでもある。また近鉄南大阪線の大阪阿部野橋駅との接続駅でもあり、大阪南部の玄関口ともいえるターミナルだ。関西空港とのアクセスも良いため、近年は外国人観光客も急増している。
2014年にオープンした「あべのハルカス」は、地上60階建て・300mと日本一の高さを誇り、大阪中から目にすることができるランドマークとなっている。隣接するショッピングモール「あべのキューズタウン」も2011年の開業以来、若い女性層を中心とした支持を集める人気のスポット。一方、道路を一本へだてると広大な天王寺公園にも面しており、2015年には公園のエントランスエリアが「てんしば」としてリニューアルオープンし、多くの来場者でにぎわっている。

8位 岡本

8位は「岡本」。岡本は特急停車駅で神戸三宮までわずか8分、梅田までも25分。人気の住宅街としてのブランド力も保ちながら、生活利便性にも優れているのが特長。
駅前にはロータリーやバスターミナルもなく、車があまり入ってこないため落ち着いた雰囲気。駅舎自体もとてもこぢんまりとしており、周辺にはベーカリーショップやカフェなどが並んでいて有名なケーキ屋さんも多い。東西には山手幹線道路が整備され、道沿いにもオシャレな店舗やマンション供給も増えている。
桜や梅の名所もあり、豊かな自然と美しい街並みが魅力的な街だ。

9位 江坂

9位は「江坂」。市営地下鉄御堂筋線と北大阪急行南北線が接続する江坂駅は吹田市西部に位置しており、梅田や本町のビジネス街、なんばや天王寺のレジャースポットへも直通の利便性を誇る。また、新幹線と接続する新大阪駅までも2駅、大阪国際空港行きのモノレールに乗り換え可能な千里中央駅も3駅と、出張や帰省にも非常に便利な街として根強い人気を保っている。
江坂駅から千里中央へ向かうと緑が増えベッドタウンの色彩が濃くなっていく一方、大阪方面へ向かうとオフィスや商業施設が増えて都心色が強くなっていく。そのちょうど中間地点に位置して、都心と郊外それぞれの良さがほどよくミックスされている。

10位 草津

10位は、滋賀県の「草津」。JR「京都」駅へおよそ20分、JR「大阪」駅へおよそ50分、さらに乗り換えなしで兵庫県へも移動できるとあり、関西のベッドタウンという印象が定着したようだ。そのためか全国でも数少ない人口が増加し続ける自治体のひとつに数えられる。
2018年からは、「草津」駅前に公民連携の「(仮称)市民総合交流センター」の建設がスタートする(2020年完成予定)。点在する公共施設をここに一挙集約させ、ショッピングゾーンやカフェなども入る。この大型の公民合築舎が完成すれば、草津に新たなにぎわいが創出されるだろう。

まとめ

関西住みたい街ランキング2018第1位は2位と419票もの差をあけた、西宮北口。交通利便性だけでなく、大型ショッピングモールも人気

2位は梅田。JR大阪駅北側の再開発区域「うめきた2期」、JR西日本・南海・阪急が乗り入れる新駅設置事業の開始などと話題が多い

3位は神戸三宮。神戸市の中心地であり、阪神・JR・神戸市営地下鉄、ポートライナーの駅が集まり、交通・商業両面の便利さが魅力

賃貸VS購入 買ったほうがお得な街ランキング

京都・滋賀・奈良編
阪神間・神戸市以西編
大阪市以外編
大阪市内編

賃貸物件を探す
引越し見積もりをする
中古一戸建てを探す
新築一戸建てを探す
新築マンションを探す
中古マンションを探す
土地を探す
注文住宅の会社を探す
リフォーム会社を探す
売却査定する
カウンターで相談する
ハウスメーカーを探す
工務店を探す
撮影:井村幸治
関連する最新記事を見る
住みたいエリアや購入価格からマンション・一戸建てを探そう!
住まいの種類
住みたいエリア
  • エリア
  • 都道府県
  • 市区郡
購入価格

お役立ち講座・個別相談のご案内無料

住まい選びで「気になること」は、人それぞれ。スーモカウンターのアドバイザーは、新築マンション選びと会社選びをサポートします。講座や個別相談を通じて、よかった!と思える安心の住まい選びをお手伝いします。
カウンターアドバイザー

住み替えサポートサービス

ページトップへ戻る