2018年住みたい街ランキングのトップは横浜となった。2016年大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)に続き、2017年も数々の人気ドラマの舞台となった街の魅力は、何と言っても交通の便の良さ。JR、京浜急行本線、東急東横線、みなとみらい線など5社1局の路線が乗り入れる県下最大級のターミナル駅からは、東京駅や渋谷駅まで乗り換えなしで約25分。都心へのアクセスが容易と言える。
駅周辺には、横浜ベイクォーターやそごう横浜店、横浜タカシマヤ、相鉄ジョイナスなど、商業施設が立ち並ぶ。また、横浜駅から徒歩圏内のみなとみらいには、米国ファストフードレストラン「SHAKE SHACK」をはじめ、話題のレストランや専門店が続々と進出。異国情緒漂う山手・元町や横浜中華街も自転車圏内で、休日を楽しむスポットには事欠かない。公園や緑道が整備された横浜港一帯では、ベイエリアを眺めながらの散歩も楽しめる。
観光地としても名高い横浜だが、意外にも住環境も充実。首都高を隔てた駅の北側には住宅街が広がり、10~15分歩いた先に位置する「台町」や「高島台」には、アパートやマンションなどの賃貸物件が点在。横浜線・東神奈川駅や東急東横線の反町駅も利用できる。保育園や小中学校、スーパーやクリニックなども近く、生活に不便は感じないだろう。
なお、横浜駅周辺では、2020年に向けて「エキサイトよこはま22」というまちづくりプロジェクトが進行中で、大型レジデンスやタワーマンションが建設されている。さらに、IoT、AIなどを活用したビジネスもさかんで、今年1月にはIoT、AI機器を導入した新築マンションの入居がスタート。近未来的な”スマートハウス”の取り組みは今後も広がっていく可能性があるだろう。
美しい街並みはもちろん、アクセスの良さ、充実したショッピング環境と、観光地としてだけではなく、住む環境としても申し分のない横浜。今後も”住みたい街”として注目を集めそうだ。
横浜は、JR、京浜急行本線、東急東横線、みなとみらい線などが乗り入れる交通の便の良さが強み
駅周辺には多くの商業施設が立ち並び、観光地としても住環境としても充実
IoT、AIを活用したスマートハウスの建設など、今後の発展にも目が離せない”