17年前に中古住宅を購入し、少し手を加えて暮らしていたというHさん。今回、お母様と同居することをきっかけに、暮らしの質を高めるリフォームをすることを決意した。悩みだった結露や寒さから解放された毎日は快適で、ストレスが減ったと実感しているそう。お母様もスムーズに動け、心地よく暮らせる住空間が整い、これから3世代での賑やかな暮らしがスタートする。
建物タイプ | 一戸建て |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 母+夫婦+子ども2人 |
築年数 | 32年 |
間取り | [ Before ] 5LDK → [ After ] 5LDK |
目的 | 二世帯、家の老朽化、デザイン重視 |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、洋室、洗面室、玄関他 |
新しくした設備 | キッチン/ウッドワン(スイージー) 洗面化粧台/Robinオリジナル(鏡・シンク/LIXIL 水栓/SANEI) TVボード/Robinオリジナル |
費用 | 1200万円 |
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費用概算 | 工事費一式: 12,000,000円 |
工期 | 2ヶ月半 |
リフォーム面積 | 92.75平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
結露がひどく、冬は家の中でも息が白くなるほどだったので、断熱にこだわりのある工務店さんを探していました。その中の1社がロビンさん。資料を読み比べる内に、自然素材や外壁材など材質に対するこだわりの強さに魅力を感じました。見積りにも嬉しい驚きが。おかげで予算内で要望をたくさん叶えられました。
お母様との同居をきっかけに、バリアフリー対策をするのと同時に、最大のお悩みだった結露、寒さもなんとか解消したいとのこと。虫が苦手なため、虫の居所になりそうな場所も作りたくないというご要望でした。
結露や寒さは全ての窓にインナーサッシを取り付ける方法をご提案。床も既存のフローリングの上から無垢材を貼ることで、底冷えを防ぐ方法をとりました。Hさんが苦手な虫は置き家具などのスキマに入りやすいため、収納家具は造りつけにしています。またお母様が家の中をスムーズに移動できるように、家具の配置に配慮し、手すりがなくても家具伝いに移動できるようにしました。玄関からお部屋、お部屋からトイレまでの動線も整え、来客時も気兼ねなく、スムーズに移動できるようになっています。
二級建築士/三村 智子
以前、和室だった空間をお母様の部屋に。心地よく過ごせるように、無垢フローリングや漆喰など肌触りのやさしい自然素材にこだわりました。押入れをウォークインクロゼットに変更し、トイレへの動線もコンパクトに整えました。
和室はベッドを置きにくい。トイレへの動線も不便だった
自然素材を使って明るく落ち着きのある洋室に変更
以前のキッチンは孤立感があったというHさん。今回のリフォームで憧れだった木製アイランドキッチンを採用しました。お子さんたちや親せき、ヘルパーさんなど皆が気軽に使えるオープンなスペースになり大満足。キッチンに合わせて造作した収納もステキです。
孤立感のあったコの字型のキッチンスペース
憧れの木製キッチンは皆が使いやすいようにアイランドスタイルに
以前の住まいは合板の床。ドアなどの色も濃く、少し暗い印象でした。今回はシンプルながら木目の表情が豊かな無垢のバーチを床に選び、その質感を生かした明るくナチュラルな内装にチェンジ。3世代が明るい気持ちで心地よく過ごせる空間になりました。
床や扉の色が濃く暗い印象
バーチ無垢フローリングと漆喰で明るく優しい雰囲気の空間に変身
L型のLDKは寛ぎと食事のスペースをゆるやかにセパレートでき、生活にメリハリが生まれる。「インナーサッシと漆喰のおかげか、まったく結露しなくなりました」とHさん。「冬の朝に違いを感じますね。朝起きてきたときの温度がまったく違います。ストレスがなくなりました」
LDKのアクセントになっているのが、この小さな入口。「トンネルをくぐるイメージにしたかったんです」とHさん。リビングに隣接していた和室を家族みんなのセカンドリビングに変更。その入口にはあえてドアを付けずに、こんな遊び心のある演出をしている
キッチンの近くにはホワイトボードを取り付けたデスクとクロゼットを設けた。ホワイトボードは家族みんなの伝言板。以前、冷蔵庫に貼りつけていたお知らせや予定表などを貼れるようにしたかったそう。アイロンをかける場所としても重宝しているそうだ。クロゼットは置きっぱなしになりがちなコート類を収納している
リビングに隣接する場所につくったセカンドリビングは家族みんなの趣味の部屋。「それぞれが自分の好きなことをする場所にできたらいいなと思います。自分のものを持ち込んだら、置きっぱなしにせずにきちんと片づけるという習慣にして、いつもスッキリしている状態にしたいですね」
ナチュラルでシンプルなデザインの洗面台は、同社のオリジナル。レトロなステンドグラスのペンダントライトはお母様の持ち物で、この空間のいいアクセントになっている。足元にキャビネットを造らなかったのは、お母様が車椅子になったときのことを想定したバリアフリー対策と、苦手な虫対策を兼ねてとのこと
吹抜けから陽射しが入り、開放感のある玄関だが、以前は暗く感じたとHさん。「床と壁が変わったことで明るく感じますね」と嬉しそうだ。空間が広すぎたため、同社からシューズクロークを設けることを提案。3世代の靴類がすっきり収納されている。クロークの中はHさんが好きな北欧モチーフの壁紙をアクセントにした
会社名 |
株式会社ロビン(株式会社ロビン)
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