「住みたい街」として人気の高いエリアにある最寄駅から徒歩3分という好立地のマンションの一室。築年数も古いため設備機器は老朽化し、2DKと細かく仕切られている間取りは部屋全体が窮屈な印象でした。そこで、自分たちのライフスタイルに合わせて全面リフォームを実施することにしたSさんご夫妻。最大の変更点は間取りをワンルームタイプの1LDKにしたこと。扉の開閉により3部屋⇔1部屋とアレンジできる開放的な住まいが実現しています。また、明るさを考えて壁や天井を白で統一し、フローリングはナチュラルな木目のものに。ベースがシンプルなので、家具や壁飾りでアクセントをつけたりと、お二人のセンスも存分に発揮させることができます。
建物タイプ | マンション |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦2人 |
築年数 | 39年 |
間取り | [ Before ] 2DK → [ After ] 1LDK |
目的 | 間取り変更・スケルトン、デザイン重視、家の老朽化 |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、洋室、玄関、バスルーム、洗面室、トイレ、収納 |
新しくした設備 | システムキッチン/INAX イスト システムバスルーム/INAX リノビオ 洗面化粧台/INAX エスタ トイレ便器/INAX サティス フローリング・内装ドア・玄関収納・収納建具/パナソニック電工 ガス給湯器/リンナイ カラーTVドアホン |
費用 | 605万円 |
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費用概算 |
仮設・解体工事: 545,000円 木・建具工事: 1,706,000円 内装工事: 525,000円 住宅設備工事: 1,605,000円 電気・空調・給排水・給湯工事: 1,040,000円 その他工事等: 629,000円 |
工期 | 1.5ヶ月 |
リフォーム面積 | 43.99平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
全面リフォームを決めた際、何社かに相談してプランを出してもらいました。その中で東急コミュニティーに決めたのは、担当の三瓶さんの提案や人柄が良かったからです。完成予想図も大変分かりやすく、安心して任せられると思いました。特にエコカラットの壁はお気に入りで、全体的な仕上がりにも大満足しています。
築39年のため、老朽化した設備や内装を新しくすることが必須の課題でした。また壁やFIXガラスで細かく仕切られた室内は閉塞感があり、ダイニングやキッチンも暗く閉鎖的でした。さらに給湯器が邪魔で使いづらいL字型キッチン、少ない収納、アコーディオンドアで仕切られた時代を感じる玄関や洗面室も改善したい部分でした。
S様の主なご要望は「2DKを可変性のあるワンルームに」「空間を広く使いたい」「明るく開放的な室内」「収納もできるだけほしい」といったものでした。そこでL・Dを全開できる折戸でつなげ、隣の洋室も引戸を開けばリビングと一体に使える間取りに変更。明るくなった玄関には天井までの収納を、洋室にも壁一面を使ったクローゼットを設けました。さらに室内仕様や照明計画も、インテリアに詳しいご主人のコーディネートを活かしやすいシンプルなプランにしています。
リフォームプランナー/三瓶 隆明氏
「広く使える明るいワンルームタイプに」という希望に沿い、L・D間の扉は折戸にし、リビングと洋室の間も3枚引戸にして、全開すれば開放的なワンルームとして使えるようにしています。さらに暗かった玄関とダイニングの間はガラス入りのドアを付け、空間を仕切りながらも外光が入るようにしました。
室内を明るくするために壁と天井を白で統一していますが、LDの壁一面だけはエコカラットという特殊なタイル壁を採用。照明が当たるとそこだけ質感が違うため、独特のムードが醸し出されます。このタイルは湿度を調節したり、煙草やペットなどのニオイの元も吸着する優れもの。デザインだけでなく機能性も考慮しました。
老朽化した水廻り設備の一新も大きなテーマでした。まずキッチンは側面の壁を取り、明るくオープンな空間に変更。邪魔だった給湯器を室外に出して冷蔵庫置場とし、L字型キッチンからスペースを有効に使いやすいI字型に変えています。さらに浴室、洗面化粧台、トイレなどもすべて最新の機器に取り換えました。
ダイニングから他の部屋を望む。3枚引戸や折戸を全開すればキッチン・L・D・洋室がワンルームのように一体となり、バルコニー側の窓から入った外光がダイニングまで届く。側面の壁を取りはらったキッチンも明るく開放的になった。また、リビングと洋室の間の折戸の脇にできたちょっとした壁を活かして収納棚も設けている
L・Dの壁の一面を連続したポイントウォールに。すべての壁と天井を白くした室内だが、この壁だけは他の壁のように壁紙を使わず、調湿・消臭効果のあるタイルを貼った。このため夜、壁面に向けた照明が当たると陰影が浮かび上がり、室内がラグジュアリーな雰囲気になる
壁と天井を白一色にしているため、家具の色やフローリングの木調、タペストリー風の壁飾りなどが、美しい色彩アクセントとなっているダイニング。天井から吊られた照明はご主人のお気に入りのもの。この照明を基に、取付ける天井のレールの向きも考えた
狭く暗かった玄関。そこでアコーディオンドアをガラス入りのドアに変え、外光が入るように工夫した。また玄関収納も大型ミラー付きのものにして、空間に広がり感を与えるとともに、収納の下部を空けて床面を広く使えるようにしている。さらにフローリングを玄関からLDにかけて一体化させたことで、空間の連続感を作り出した
アコーディオンドアでダイニングと仕切られていたサニタリーには扉を設け、トイレや洗濯時の音漏れがしないよう水廻りの独立性に配慮している。洗面化粧台は流し台部分と鏡部分は個別の商品を組み合わせ、鏡部分は開くと化粧品などが置ける収納付きのものを採用。また洗面室を広く使うために洗濯機置場を洗面化粧台と横並びに変え、上部の棚も新設している
トイレはもとのままの広さのため、少しでも広く使いやすいよう小型サイズのタンクレストイレを採用した。洗浄便座用のリモコンはコンパクトかつオシャレなタイプで、ペーパーカバーとともにデザイン性を重視。また上部に付けた棚も含めて、シンプルでスマートな空間となっている
会社名 |
東急Re・デザインのマンションリフォーム(株式会社 東急Re・デザイン)
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