海外出張の度にホテルに前泊していたというSさん。「空港へのアクセスが良いエリアにセカンドハウスがあると便利だと思い、中古マンションを購入しました」。ホテルよりも落ち着ける住まいを思い描いて、使いづらい2DKをスケルトンリフォーム。間仕切りを取り払って開放的なワンルームに変更し、ベッドスペースにもなる小上がりをスリット格子で緩やかに分離しました。収納も各所に設け、限られたスペースの中でもスッキリ暮らせるプランです。デザイン面では照明やアクセントクロスでSさんこだわりの和モダンな仕上がりに。「ホテルよりリラックスできる空間で、出張前の時間を快適に過ごせるようになりました」。
建物タイプ | マンション |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 本人 |
築年数 | 42年 |
間取り | [ Before ] 2DK → [ After ] その他 |
目的 | 間取り変更・スケルトン、デザイン重視、収納力UP、中古購入、リノベーション |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、浴室・バス、トイレ、洗面所、収納、玄関、洋室、廊下 |
新しくした設備 | キッチン/タカラスタンダード 浴室/TOTO 洗面化粧台/造作 床材/パナソニック他 壁材/サンゲツ他 システム家具/CUUMA 照明器具/パナソニック ※上記の設備・建材以外にも多数取り扱っております。お問い合わせください |
費用 | 1340万円 |
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費用概算 | 工事一式: 13,400,000円 |
工期 | 90日 |
リフォーム面積 | 39.7平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
数社にリフォームの相談をした中で、施工件数が多く、一番丁寧に応対してくれたのが東急さんでした。担当の吉村さんはデザインや設備のこだわりを理解してくれて、一緒にショールームを回ったその数10軒以上!おかげで設備から照明まで全て納得いくものになりました。間取りも広く使える工夫をしてもらえて大満足です。
40平米弱の面積に対して洋室が2つもあるため、広い部屋のない間取りでした。ダイニングキッチンが奥まっていて、壁付けのL字タイプだったのも気になるところ。洗面室がない点も見直す必要がありました。間取りに加えて設備やインテリアもお好みでなかったため、フルリノベーションをご希望でした。
Sさんは「スッキリしていて開放感あるホテルライクな住まい」という明確なイメージをお持ちでした。そこで、2DKをワンルームの大空間にリフォームし、一角に寝室スペースを兼ねた小上がりを設置。寝室を独立させず、LDKに取り込んだことで開放性のある住まいを実現しました。キッチンや浴室にも広さを求められていたので、設備のサイズや向きを細かく計算し、全て収まるように設計。また、各所に間接照明を配し、シーンに合わせて調光可能に。お酒の飾り棚も造作し、隠れ家のような非日常感を味わえます。
担当/吉村 真美
料理が得意なSさんのご希望で、キッチンは独立型から対面型へ。バルコニーまで視界が広がるようになり、充実の3口コンロで気持ちよく料理ができます。隣は寝室スペースを兼ねた小上がりですが、スリット格子を設けることで緩やかに視線をカット。リビングで過ごすときは小上がりまでひと続きの開放感を感じられます。
インテリアは、白を基調にオーク色の木質感をプラス。品よくシンプルな組み合わせをベースに、小上がりのクロスや玄関の大理石風タイルなど、色と素材で見せ場をつくりました。さらに、こだわりの照明計画で洗練された空間へ。ペンダントライトやライン照明を多用し、光の演出に見惚れる美しい住まいになりました。
「コンパクトな空間だからこそ収納のアイデアがほしい」とのお求めを受け、大容量の壁面クロゼットやテレビボードを設置。中でも小上がりは、手前に大きな引き出し2杯と、奥に布団をしまえる跳ね上げ式の床下収納をつけて造作しました。水まわりも収納を設け、生活感のない開放的な空間を保ちやすくなっています。
ダイニングキッチンと洋室二間を取り込んで、大きなLDKを実現。「旅館のような和モダンに」というSさんのご要望に応え、小上がりにはアクセントクロスを施して温かみのあるムードに仕上げた。また、キッチンは空間の有効活用と使い勝手を両立できる、ダイニング兼用の対面カウンターを設置。「友人が来たときに向かい合って腕をふるえます」
リビングは壁面を利用して大容量のクロゼットを設置。その横にはおこもり感ある小上がりを造作し、ベッドスペースを兼ねた空間に。奥の壁面にノルディックピンクのアクセントクロスを採用し、和モダンのインテリアに仕上げた。さらに小上がりの足元を照らすライン照明によって、非日常的な浮遊感を味わえる
お酒のボトルを飾るコレクション棚は、外せないご要望の一つ。中のボトルやグラスが美しく見えるよう、照明にもこだわり、両サイドにはライン照明、上部にはダウンライトを施した。「お酒のボトルを眺めながら、カウンターでゆったり飲めるバーコーナーができました。一人でも友人を招いても楽しめる特別感のある空間です」
玄関を上がるとリビングに向けて足元にスッと伸びるのは、廊下の床に埋め込んだライト。Sさんが旅館で見かけた床下照明をセカンドハウスにも取り入れたいと相談されて、造作することに。以前は暗かった廊下が一変、壁面に沿って柔らかな光が立ち上がり、幻想的なアプローチとなっている
以前と面積は変わらないが、同じサイズの中で一番浴槽が広いタイプを採用し、ゆったりと過ごせるようになったバスルーム。浴槽と洗い場の向きを変えることでデッドスペースを解消し、洗面室を広げることにも成功した。大理石風のモノトーンのデザインと自動洗浄機能で、ビジュアル面でも掃除が不要な点でも、まさにホテルライク!
以前の浴室裏にあったデッドスペースやキッチンの一部を取り込んで、サニタリースペースを拡大。洗面室を新設し、トイレと洗濯スペースも含めてワンルーム化したことで、空間を有効活用。大理石調のタイルが高級感を醸す空間で、ゆったり身支度ができるようになった
会社名 |
東急Re・デザインのマンションリフォーム(株式会社 東急Re・デザイン)
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