築42年が過ぎたお住まいを、水まわり設備の修繕や手入れをして、大事にくらしていたTさん。しかし、子ども達の独立とともに使わない部屋ができ、間取りと生活スタイルが合わなくなるなど、お悩みも多くなっていたそうです。そこで、夫婦のこれからを見据えてリフォームを計画。まず、LDKを廊下や洋室と一体化。フルオープンになる引き戸を開ければ隣接する洋室ともつながり、さらに開放感が広がります。「扉で自由に仕切ることができるので、趣味や子どもが帰省した時の部屋など、多目的に使える工夫があります」とTさん。「広さはもちろんですが、リビングで使える窓が増えたので、いつも明るい部屋でゆったりくつろげます」
建物タイプ | マンション |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦 |
築年数 | 42年 |
間取り | [ Before ] 4LD・K → [ After ] 3LDK |
目的 | リノベーション、間取り変更・スケルトン、収納力アップ |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、洗面化粧台、バスルーム、トイレ、洋室、廊下、収納、玄関 など |
新しくした設備 | システムキッチン/トクラス(コラージア) 洗面化粧台/トクラス(エポック) バスルーム/TOTO(WYシリーズ) トイレ/TOTO(GG1) 建具/DAIKEN(ハピア) 照明/大光電機 壁紙/東リ(VS) |
費用 | 1360万円 |
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費用概算 |
定額制スケルトン標準工事: 8,800,000円 オプション費用・諸経費: 4,800,000円 |
工期 | 97日 |
リフォーム面積 | 97.42平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
このマンションはJSさんの管理物件で、この建物のことを熟知して、何かあれば相談できる安心感も大きかったですね。リフォーム営業は押しが強く、自分達の意見を押し切られてしまうのではと不安でした。でも担当の鈴木さんは、きめ細かな配慮はもちろん、私達のくらしやすさを第一に考えてくれる提案に心強く感じました。
「北側の部屋はとくに寒く、湿気にも悩まされていました」とTさん。間取りが細かく分かれ、各部屋にあった段差にも不便を感じていたそうです。築42年が経ったマンションの大規模修繕に合わせて、間取りまで大きく変える、大規模リフォームを決めました。
まず、間取りと古くなった水まわり設備を一新するとともに、断熱工事を行うことで住環境の快適さを高めました。また、廊下を通って行き来していた北側の部屋は、リビングから直接つながる間取りに変えて、スムーズな動線を実現。同時に、部屋の扉を開き戸から引き戸に変更することで、扉の開け閉めがしやすくなり、住まい全体の風通しが良好に。湿気対策にも役立っています。また、各部屋にあった段差も解消し、安心のバリアフリー設計となりました。「床がフラットでつながっているので、掃除がしやすいのも嬉しいですね(Tさん)」
プランナー/鈴木 諒子
「以前のリビングは両隣に部屋があったため、窓もひとつしかなく、窮屈に感じていました」とTさん。そこで、リビングと洋室、廊下をひとつにまとめて、さらに床をフラットにつなげることで、開放感あふれるLDKが誕生しました。洋室にあった窓がリビングの開口部となり、明るい日差しが部屋いっぱいに広がります。
夫婦がこれからを快適に過ごせるように、リビングを明るく広くすること。そして、子どもが巣立った後の部屋を有効活用することが、リフォームの大きな目的でした。リビングと使っていない部屋をまとめることで、「普段は広く使って、子どもの帰省時は扉を閉めて来客用の個室に。その時に合わせて色々な使い方ができます」
以前は大きなタンスが各部屋に置かれ、部屋を占拠していたそうです。そこで、使う目的やしまう物の大きさに合わせた壁面収納やクロゼットを計画。置き家具が必要なくなり、「部屋が広く使えるのはもちろん、地震で倒れる心配もなくなり安心です」とTさん。「整理整頓しやすく、片付かないストレスもなくなりました」
リビングと洋室、廊下をひとつにまとめて、開放感あふれるLDKが誕生。洋室にあった窓がリビングの開口部となり、明るい日差しが部屋いっぱいに広がる。壁面を生かして、日用品をしまったり、写真を飾って楽しめる収納棚を造作した
元は洋室だったスペースをリビングに取り込み、ゆとりある広さを実現。壁には掃除機や季節の衣服をしまえるリビング収納を新設し、広くなった部屋を広いままキープできる
リビング・ダイニングを広く使えるように、キッチンのレイアウトを変更。作業スペースをコンパクトにすることで、動きやすさを重視した設計に。左側の扉は夫人の個室へとつながる、スムーズな動線を新たに設けた
老朽化の目立っていた水まわりを先進の設備へと一新。隣にある洋室との配置を調整し、洗面スペースの拡大とともに、洗面グッズやタオル、洗剤などがスッキリ片付く造作の収納棚を設置。よく使うモノはオープンな棚にして、ストック品は扉付きにするなど、用途に合わせて設計している
会社名 |
JS Reform(日本総合住生活)(日本総合住生活株式会社)
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